去年、食品偽装をしたために、あれだけの問題を起こしてしまった船場吉兆。
そんな吉兆が、今度はお客さんの食べ残りを使っていたらしい。
うーん、これはちょっとねぇ・・・・・。
やっぱり、仕事として、料理をやっている以上は、自分たちにできる最高のものを提供しないといけないわけで、これは何とも失礼なことだと思います。
しかも、お金をもらうわけですからねぇ。
それに見合うものはしっかりと提供する義務があります。
っと、ここからが本題。
またまた批判を浴びちゃうかもですが、個人的は食べ物を残すというお客様も問題があると思うんですよ。
私は、小さい頃「食べ物は絶対に残してはダメ!」という風に教わりました。
で、私の場合、母親はどんなに嫌いなものでも、量が多くても、食べるまでテーブルから離れることは許してくれませんでした。
本当にイヤで、いつも泣きながら食べたのをよく覚えています。
もちろん、これは今でもちゃんと守っていて、いろいろな場所で食事をする時も、しっかり全部食べるようにしています(立食形式やバイキング形式は別ですけど)。
これって、すごく当たり前のこと。
食べ物は、本当に大切なもの。だから、本来は絶対に残すことなんて許されないし、全部食べることが最低限の礼儀のはず。
やっぱり、吉兆なんてところに行くような人は、高級料理ばかり食べていて、食べ物のありがたみがわからないんでしょうか?
だったら、何とも情けない話。
もし、自分が食べることができないものなら、量が少ないコースだってあると思うし、アレルギーとかある場合には出さないように手配してもらうべき。
それも無理なら、別に店を変えればいいだけのこと。
だから、食べ残しが出ないようにしていくことの方が大切なんじゃないかなぁと思んですけどねぇ。
これは、飲食業界などにも言えること。
せっかく自分が作ったなら、全部食べて欲しいと思うんじゃないかなぁ。特に、吉兆クラスの料亭なら、本当に丹精込めて、一生懸命料理を作ってくれるはず。
それを捨てるだなんて、料理人さんは悲しいと思うけど・・・・・・。
もしそうなら、何か活動すべき。
何か、残飯が出ないようにする活動とかしてますか?何もやっていませんよねぇ、おそらくは。
「残ったから、捨てればいいや!」なんて、何とも低い次元の発想。
現代社会は、食べ物を残すってことに対して無関心すぎ。
もう少し、毎日食べ物があるということに対するありがたみを持つようにすべきだと思います。
世界的な人口増加に伴い、食糧危機も予想されています。
一人ひとりがそういうことを心がければ、過剰に消費されている食品の無駄も省くことができるような気がいたします。
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